節税_配当控除

節税_配当控除

どーも、虎爺です。

おすすめクレジットカードシリーズを連載中ですが、現在確定申告シーズンということで、今年から使える節税術をお知らせします。

このブログをお読みいただいているみなさまはおそらく投資しているもしくは投資しようと思っているかと思います。
今年もしくは来年から合法的に税金を減らすためにも、配当金にかかる税金を抑えるすべがありますので、ぜひやってみましょう。

はい、その名は配当控除です。

配当控除とは、配当所得にかかる税金について、一定割合を税額控除してくれる制度です。
なぜかといいますと、二重課税なんですね。
株式会社が利益を上げた際に、法人税を支払い、そこから株主へ配当を出しています。
そして、投資家は配当で得た利益から所得税・住民税を支払っています。

完全に二重課税ですね。この二重課税を少しだけ免除しますよというのが配当控除です。

SMBC日興証券さんは下記のように説明しています

所得税については配当所得の10%又は5%(住民税については配当所得の2.8%又は1.4%)が算出税額から差し引かれます

マネーフォワードさんが、下記表のように申告方法別の税金についてうまくまとめてくれています。

マネーフォワード社HPより

普段から特定口座(源泉徴収あり)で取引を行っている場合、金融機関が自動的に税金を計算して払っててくれますので通常は確定申告する義務は発生しませんが、
配当収入を得ており、あまり給与収入が高くない方は(むしろ高給取りの方を除いた多くの会社員の方々は)確定申告するほうが良いでしょう。

確定申告するだけで、税金が下がるのです。やらない理由はないでしょう。
若い人で投資をする方は前向きかつ好奇心旺盛かと思いますので、全く苦にならないと思います。
ひょっとすると最初はめんどくさいかもしれませんが、自分が払う税金はどのように計算されているのかを知る機会にもなります。

マネーフォワード等のソフトを使えば簡単にできますし、国税庁の公式HPでも(思っていたよりは割と簡単に)申告書を作成できます。
虎爺はふるさと納税の創世記から国税庁HPで確定申告をしています。もう慣れましたが、新しい節税術をするときは毎回戸惑います。
(もう少しUIにこだわってほしいですね)

ただし、配当収入を申告することにより社会保険料が上る可能性がありますので、自営業の方や、専業主婦で扶養に入っている方々は要注意です。

経済的に自立して給与収入を主な収入としている方は、ぜひ配当所得を確定申告するようにしましょう!

なお、 国税庁HP には配当控除の注意事項も記載しておりますので、ぜひご確認ください。

それでは、また