育休による所得減少を配当所得でカバーするか、成長株の購入をすすめるか

育休による所得減少を配当所得でカバーするか、成長株の購入をすすめるか

どーも、虎爺です。現在育休中ですが12月に復帰して、来年2月か3月くらいから2回目の育休に入ります。期間は半年くらいを考えていますが、場合によっては1年位とるかもしれません。保育園次第ですね。

育休を半年ほど取得しますので、必然的に給与収入が激減します。ただ、育児休業給付金がもらえるため手取り収入ベースだと若干の減少くらいです。

さて、それで来年の収入について考えています。
私の所得は大きく下記4つに分れています
①給与所得
②不動産所得
③配当所得
④譲渡所得

①~③は総合課税、④は分離課税です。 ※③配当収入は所得税は総合課税、住民税は申告分離課税を予定

②不動産所得について、月々のCFは僅かながらプラスですが、減価償却により所得ベースだとマイナスで、①や③と損益通算することで課税所得を減らしています。
③は株式等の配当所得ですね。税率を下げるために確定申告をして総合課税にしています。
詳細は下記エントリーを御覧ください

来年長期間の育休を取得することにより、それらの所得が下記のようになりそうです

①給与所得:半減
 →育休により課税所得が大幅減少 ※育児休業給付金は非課税、社会保険料も免除
②不動産所得:不変
 →現時点で変動予定なし。
③配当所得:増加
 →配当再投資等により増加予定
④譲渡所得:未定
 →税金先送りのため0円程度を狙う予定

所得の太宗を占める給与所得がかなり減ります。なので、②不動産所得のマイナスが相対的に大きくなり、課税所得がほとんど無くなります。具体的には、195万円を下回って所得税率が5%になりそうです。残業時間や育休切り上げタイミングにもよりますが、所得が100万円を切るかもしれませんね。

ここで考えるのが、配当所得(インカムゲイン)の方がいいのか、譲渡所得(キャピタルゲイン)の方が良いのかということです。

過去の米国株の実績をみると、インカムゲインよりキャピタルゲインの方が大きいんですね。私の運用実績でもそうです。VTIやAmazonは順調に利益及び含み益をプレゼントしてくれていますが、AT&T等の配当株や日本株は株価が上がりません。配当を払ってくれるだけで株価は一定ですね(日本株は最近のワクチン相場でプラスになっていますが、そのうち下がるんじゃないかと思います)。

なので、高配当株を保有するより、成長株を保有するほうが儲かると思えますね。

ただ、税率を見ると下記の通り、所得毎に税率が異なります
譲渡所得:20%
配当所得:20%(所得税を総合課税にすれば私の例年の場合は15%)

前述の通り、来年は課税所得が少ないため、所得税率は5%(住民税を含めると10%)になりそうなんです。つまり、例年よりは配当所得の税率が下がるんです。これは活用しないともったいないですね。

ただ、たった5%なのであればそれ以上にキャピタルゲインを追うほうが最終的には効率がいいとも思えます。

最近は税金の先送りのために損出しをしてまとまった資金があるので、来年のために高配当株を購入するか、それともテスラ等の高成長株にするか、安定のVTIにするか悩んでいます。

わずか1年のために投資方針を変更するのは無駄なのかなとは思いつつ、小回りをきかせて節税を徹底したいなとも思い悩みます。ま、きっと、高配当ではなく、成長株を買うことになると思いますが。

それでは、また

※記載中の税率は特別復興税を含めておりません