自分の時間価値を上げるために育休を取ろう
どーも、虎爺です。1回目の育休中です。
本日は男性でも女性でも育休を取れる権利がある方は、育休を取る方が良いよというお話です。
私は先月第一子が生まれて現在育休中で、まだ2週間ですが育休を取得していて良かったと考えています。
・家族との時間を持てる
・仕事から離れてリフレッシュできる
・何もしなくてもお金をもらえる(アーリーリタイアを体験できる)
社会人になってから、1ヶ月等のまとまった休みはなかなかないのではないでしょうか。
モーレツ仕事人間の方は、年末年始やお盆等の1週間程度の休みが最長で、定年まで働き続けているという人も多いと思います。
育休を取れば、当然ですが仕事が休みになるのでまとまった時間を得られます。いつも仕事に忙殺されている方は自分や家族と向き合ういい機会ですね。
また、育児休業給付金がもらえるので、働かなくてもお金がもらえます。先日のエントリーのように、収入が下がる人もいますが、あくまでも下がるだけであって無収入になりませんし、その代わりに時間を得られます。その場合、今までの時間価値より高い価値のある時間を得られるんです。
例えば、月収450,000円のAさんを考えます。
育児休業給付金の上限は30万円強ですので、15万円ほどの減収になりますが、労働時間全てを得られます。
Aさんは毎月20営業日あって1日7.5時間勤務するとした場合、1時間あたりの時給は3,000円です。
(450,000円÷20営業日÷7.5時間=時給3,000円)
ですので、20営業日×7.5時間勤務=150時間を得て、15万円を失います。この場合時給換算だと▲1,000円です。
つまり、普段3,000円を得るために勤務(消費)していた1時間を、1,000円払って購入しているんですね。これだけで、時間価値が3倍になります。
また、上記計算では社会保険料の支払い免除等を考慮していませんのでさらにお得になります。
※福利厚生が手厚い会社の場合は、対象から外れることでマイナスされますが、それでもお得だと思います
見かけ上は収入が下がって嫌だという方でも、人生の価値を向上させるいい制度なので利用するほうが良いのではないでしょうか。
なお、育児休業給付金は雇用保険が財源であり、会社には負担はありません。
もし、育休中は人が減って大変というのであれば、それはマネージャーや人事部の怠慢です。育休は制度として認められているしいきなり発生するものではないので会社が対処する責任があります。定年退職や採用と同じですね。
また、育休を取ることで試験的なリタイア状態になれますので、アーリーリタイアを検討している方は取ってみてはいかがでしょうか。
私はアーリーリタイアを予定しており、育休中の現在は家事の責任者(育児はパートナーがメインで、私はサブとして対応)です。
現在の悩みは子供が夜中にギャン泣きすることへの対応と、毎日の献立作成がめんどくさいだけです。
つまり、育休取得による大きな苦労の増加はないです。
ただ、下記に当てはまる人には育休(一部には育児全般)は向きませんのでご注意ください
・ワークアズライフ
・家庭に居場所がなく仕事に逃げている
・プライベートの時間を減らしてでも収入は1円でも多いほうが良い
・プライベートの時間単金が安い
・やりたいことがなく惰性で生きている
それでは、また
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