アセットクラスとは

アセットクラスとは

どーも、虎爺です。

本日はアセットクラスについてご説明します。

目次
①アセットクラスとは?
②アセットクラスを意識すべき理由

では、さっそく始めましょう。

①アセットクラスとは?

日本語に意訳すると、金融資産の種類のことです。

代表的なアセットクラスは定義次第でどうにでもできるのですが、代表的なものだと下記ではないでしょうか

代表的なアセットクラス
・国内株式
・国内債券
・先進国株式
・先進国債券
・新興国株式
・新興国債券

わかった方が多いかと思いますが、大きく2つの切り取り方があります。
それは、

・投資対象国
・商品の種類

上記の例では、投資対象国には、日本、先進国、新興国。商品の種類には、株式、債券を挙げました。

もうちょっと詳しくすると、下記の様にもできます

投資対象国
・日本
・アメリカ
・ヨーロッパ
・新興国
・アジア  など

商品の種類
・株式
・短期債券
・長期債権
・国債
・不動産
・金(きん)
・現金(預金等)

つまり、こだわればこだわるほど無数に作れるんですね。
けど、あんまりこだわる意味はないと思います。
それは次の項目でご説明しますね。

②アセットクラスを意識すべき理由
ずばり、運用益の計算と安定化ですね。

なぜかといいますと、アセットクラスによってリターンとリスクが異なってくるからです。

例えば、債券よりも株式のほうがハイリスクハイリターンですし、投資国によって、カントリーリスクやインフレリスク、為替リスク等が発生します。

つまり、自分が資産運用において目的としているものに対して合理的にアプローチできるようにアセットクラスを考えて資産を配分する必要があります。

例えば、アメリカ株INDEXは過去100年ほどの運用利回りは平均6.7%ですが、年ごとのばらつきは高いです。
日本国債はゼロ金利政策も会って運用利回りは0.05%(2020年2月)ですが、マイナスリターンはありえません(日本円ベースの場合)

ですので、ちょっとでもいいから資産を増やしたいけど絶対に損したくないという人はローリスク・ローリターンの商品を多めにし、
一時的に損失が出てもいいからたくさん増やしたい!という方はハイリスク・ハイリターンの商品を多めにすべきです。

また、商品によって値上がり・値下がりのトレンドは異なるため、期待リターンや期待リスクが同じであってもアセットクラスが違えば最終的な運用益は変わってきます。

アセットクラス毎の保有割合を決めることをアセットアロケーションといいます。

長くなったので本エントリーはここまでとしますが、次回以降はアセットクラス毎の特徴やアセットアロケーションについて書いていきます。

それでは、また