NTTから株主招集通知が届きました_会長は金融資産3億円強~10億円?
どーも、虎爺です。
安定して高配当株になってきたNTTの株を保有しているのですが、本日株主招集通知が届きました。
おもしろいことに、「招集ご通知」と書いているにも関わらず、【ご来場自粛のお願い】とも書いてます。コロナ禍なので来場者数を減らすのは当然としても、表現には違和感です。
違和感を通り越して矛盾してる!と思いましたが、ウィズコロナの今、WEB会議も当然になってきているのでWeb参加を呼びかけてるのかとおもいきや、双方向での通信ではなく、ただのストリーミングでした…。これはちょっとショックですね。法律で「招集」という単語を使うことを強制されているのか、ただの思考停止なのか気になります。ICTを普及するリーディングカンパニーなのであれば、もう少し頑張って欲しいです。
それはさておき、気になることが2点。
・業績見通しが全く書いていない
・会長の資産は3億~5億と推測するが給与収入がは30百万程度?
ま、NTTに限らないのですが、たまたま目についたので書いてみます。
まず、業績見通しが全く書いていません。2019年度の業績については細かく書かれていますが、2020年度はノータッチです。コロナの影響で見にくいということはわかりますが、国内売上のほとんどは通信であり、コロナの影響は少ないでしょう。全く書かないというのは、予想を外す恥ずかしさを隠すことはできますが、予測する力がないことを意味します。とても政治家的、官僚的だと感じました。
官の不都合な真実を隠す風潮は変わりませんが、民間ではなんでもオープンになってきてますね。隠すのはやましいことをしていると考える虎爺からすると、とても残念でした。外れてもいいから予想を開示してもらいたいものです。
次に、会長の資産や収入です。
こちらの写真のように、取締役15名の報酬合計は597百万円です。平均、40百万円ですね。
また、こちらの写真のように取締役の方々の保有株数も載っています。
会長の篠原氏は44,300株、社長の澤田氏は34,400株です。6/11時点の時価2,515円/株で計算するとそれぞれ111百万円、87百万円です。虎爺の勝手なイメージですが、NTTは出世のことだけを考えて企業価値を高める意識のある役員はいないと思っていましたので、とても意外でした。
アセットアロケーションの1つの考え方である、保有株式割合は(100-年齢)%にするという考え方であてはめると、それぞれ66才、65才のようですので、だいたい3分の1が株式ですね。
これで計算すると、それぞれ333百万円、260百万円です。当然、創業者社長ではなく、リスクヘッジのために1企業の株式だけを保有していることは考えづらいため、NTTの株式は彼らの金融資産のうちの30%も無いでしょう。10%程度でしょうか? そうだとすると、それぞれ10億円、9億円程度でしょうか。
サラリーマン社長ではこんなものなのでしょうか。
当然、素晴らしく羨ましい収入と資産ですが、グループ総勢30万人のトップと考えると、もっとあっていいんじゃないかなと思います。歴史に名を残したゴーンさんは別格としても、最低置1億は稼いでほしいですね。そんな意味では、労働者と経営層の差が少ない日本的な企業なのでしょう。
頑張って、株価も配当も上げてほしいものです。
ソフトバンク株も保有しているため、そろそろソフトバンクから資料が届かないかなと楽しみにしています。
それでは、また
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