幸せのベクトル↗

幸せのベクトル↗

どーも、虎爺です。

せっかく機構も良くなったGWにも関わらず外出自粛でうっぷんがたまっていますので、本日は幸せについて書きます。

みなさんは幸せだと感じるのはいつでしょうか?

おいしいごはんを食べる時、好きな人と会う時、気持ちよくお昼寝している時。色々あると思います。虎爺は寝る時と旅行にでかけるタイミングが幸せを感じます。当然、他にもたくさんあります。

結論を先に申し上げますと、それたに共通するものは、これから楽しみが始まる/始まった瞬間ばかりということです。

それでは、はじめましょう。

昔、ブータンが世界の幸福度ランキングで1位になり話題になりましたね。こちらの記事によると、最新の2020年のランキングでは1位フィンランド、2位デンマーク、3位スイス、4位アイスランド、5位ノルウェーと北欧諸国が多く並んでいます。日本は62位で、過去5年で18位もランクダウンしているようです。

日本人が「幸せ」を外国人より感じない根本理由 「世界幸福度ランキング」の結果をもとに分析

これらに共通するものは…虎爺にはわかりません。共通して先進国、経済大国ではないことでしょうか。年によって若干の傾向が異なるのは、サンプリングや項目の差かもしれません。

しかし、以前Twitterで流れてきた考え方が腑に落ちました。それは、人が感じる幸福度は、幸福度の絶対量ではなくベクトルの向きで決まるということです。

世の中には、定量的、定性的という考え方があります。
定量的:物事を数値や数量に着目してとらえること
定性的:物事を数値化できない部分に着目してとらえること

お金で例えると、1円という定量的価値は誰にも同じなのですが、1円から感じるありがたみ(定性的価値)は人によって変わってきます。100億円の資産を持つ大富豪には1円を稼ぐ意味はないかもしれませんが、10円のお菓子を買いたい子供には1円もらうことの影響力は大きいですね。そんなところですね。

幸せは、どうでしょうか。

前述した幸せな時間を過ごすのは、とても幸せなことです。定量化すれば絶対量としてはそうとう多いでしょう。

下記のような状況はどうでしょうか?
・好きな人と付き合えるようになった
・寝るためにふかふかのベッドに入るとき
・旅行に行く計画をたてている
・夏休み直前

どれも、めっちゃテンションあがりますよね。

では、下記のような状況はどうでしょうか?
・好きな恋人に振られそうと気づいた瞬間(まだ付き合っている)
・朝、あと1分でベッドから出ないといけない瞬間(まだ横になっている)
・旅行から帰ってくる道中(まだ旅行中)
・夏休み終了日(まだ夏休み中)

どれもめっちゃテンション下がりますよね。それぞれ、付き合ったりご飯を食べる前よりは幸せなはずですが、それよりテンション低いと思います。

何故でしょうか。

つらい事が終わると気づいた瞬間、嬉しいですよね?たとえ、まだ辛い状況であっても。スポーツでは、同じ能力であれば、若い選手に期待したくなりませんか?例え、選手寿命が伸びていても。株価も、コロナショックのように悪いことが起きるとすぐに暴落しますが、先が見えれば株価は上がりました。例え、感染者数が増えていても。

虎爺には根本的な原因はわかりませんが、結果はわかります。それは、人は今後に期待する生き物だからではないでしょうか?

そうです。だから、ブータンのような生活環境の悪い後進国が幸福度ランキングで1位になったり、豊かで平和な先進国ですが、少子高齢化で税金が増える日本の幸福度が低いのです。これをどう活用するかはあなた次第です。

下り坂の状況でも、定量的には幸せであればそれでいいじゃないかと思って落ち着くのに使えるでしょう。右肩上がりが重要と考え、生涯努力して行かないとだめだと考えて行動するのはありでしょう。

現在、新型コロナウイルスの感染により、多くの人がふさぎ込んでしまっているのではないでしょうか。あけない夜もやまない雨もありません。いつかくる感染収束を待つ、もしくは自力で切り開き、幸せな生活を取り戻しましょう。

最後に、幸福の鳥ケツァールを載せます。いつか(数年以内)コスタリカへ見に行きたいものです。

それでは、また